活動報告
 
															感応寺ジャパンペットセレモニー動物供養大祭 20240331
東京都世田谷の感応寺さんへペット供養祭の見学に伺いました。当日は本当に供養祭日和で温かな小春日で大勢の参列者がおられました。感応寺さんでは毎年春と秋に供養祭を執り行っておられ1日5回法要を参列者交代で行われています。1日 […]
 
															令和4年度、動物供養協議会総会報告
去る6月7日、東京・感応寺において、3年ぶりとなる動物供養協議会総会を開催しました。ここ感応寺は、当会の設立発起人会が開催された縁の深いお寺です。今回は任期満了に伴う、理事長及理事の改選が行われ、設立当初から理事としてお […]
 
															お寺の役割/上谷泰雅
					お寺ってなあに?
あなたにとってお寺ってどんなイメージですか。
「法事とお葬式をするところ」「歴史を感じ、なんとなく落ち着くところ」「ご先祖のお墓のあるとこ」などでしょうか。でもそれだけがお寺の役割ではありません。
お寺ってなんのためにあるんでしょうか。
とっても簡単に言えば「みんなを幸せにするためのところ」です。その方法が「仏さまの教え」つまり仏教です。				
				 
															法話/松永寛道法話
					命の重み
うちのお寺は山の中にあります。境内に車を止め本堂裏手にあるペットの火葬場までは緩やかな坂道を30メートルほど上ってもらうことになります。
小型犬や猫程度の重さですと、みなさん大事に大事に愛しい我が仔を抱えるようにして上って参ります。中型犬並の大きさですと大人二人で、あるいは一人でも運べますが息は荒くなります。大型犬ともなると家族で協力して運んでも一仕事です。
つめたいと思われるかもしれませんが、特に支障がない限りは必ず飼い主様ご自身の手でペットを運んで頂いています。
元気な時は、あれほど身軽に走り回っていたペット達も、永遠の眠りについて全身の力が抜け落ちてしまうと、以外にも重く感じるものです。				
				 
															法話/上谷泰雅
					宗教信じてなにかいいことありますか? 
◎宗教を信じる人は2割、でも8割がお参り?
読売新聞が行った「宗教」本社全国世論調査が平成17年9月2日号に掲載されました。冒頭の文章はその記事の前文です。
その中で特に気になったことがありました。
A.あなたは、何か宗教を信じていますか。との問いに4分の3の人が「信じていない」
B.あなたが幸せな生活を送る上で宗教は大切だと思いますか。との問いに6割の人が「大切だと思わない」
C.宗教的行為は何をしますか。との問いに8割が盆・彼岸の墓参りをあげ、7割が初もうでとそれぞれ答えています。   				
				 
															ご法話/津村乗信
					♪このままで終わるわけ無い~♪一昨年だったと思うが、人気テレビ番組が縁で結成されたアイドルグループ曲の冒頭の歌詞です。全般では日本社会・日本人を励ます内容であったと記憶していますが、この曲を聴き励まされた方も大勢あったことでしょう!!
今や、「失われた10年」ではなく「失われた20年」と巷では囁かれているなか、冒頭同様皆様おひとりおひとりが、歌以外にも書物や行動等によって勇気づけられた事でしょう!!				
				 
															お客様の相談から+ペットの提案まで/石政石材有限会社
					先日、弊社の近所に住んでいられる方から墓地を紹介してほしいとの依頼がありました。 ご希望は、近場でいいお寺とのことでした。いいお寺と言いましても、一律にここのお寺がいいと言うわけにはいきません。お客様がお寺やお墓に対して望むことが違うからです。家族内でも違うかもしれません。ですから弊社ではできる限り、お墓に関わる家族みなさまで数件のお寺や墓地を一緒に見て頂くことをお勧めいたします。お時間がゆるすなら、ご住職とも会って頂きお話できればなおよろしいかと思います。 今回のお客様にもお時間を作っていただき、そのようにご紹介させていただきました。 数日後、お客さまから「墓地を決めたから、契約に立ち会って欲しい」とのことでしたので、なぜそのお寺に決めたのか聞いてみました。「近場でお参りしやすく、日当たりもよく眺めがいいし、何より自分が亡くなった時あの住職に葬儀をしてもらいたい」とのことでした。				
				 
															お寺の役割/須原正好
					私は、現在大阪市西区にあります浄土真宗本願寺派(本山:西本願寺)正福寺の住職です。住職を拝命して15年になりますが、元々奈良の同派寺院の三人兄弟の長男として生まれ育ちました。大阪・上宮高校、京都・龍谷大学に進学後、本山本願寺に7年半奉職いたしました。
幼少期の頃は、寺の息子であることに多少の抵抗感もありましたが、それがごく自然な姿であるとも思い、特に疑念を抱くことなく過ごしてきました。
高校1年の夏、得度式を受け僧侶の仲間入りをしました。上宮高校自体が浄土宗系の学校であったため、常にクラスには、寺の息子が数人いましたから、僧侶になることも特別なことではありませんでした。奇しくも田中理事長とは高校3年生のクラスメートになったのが彼との出逢いとなり今日に至っております。龍谷大学に進学すると、学科の8割程度は寺院子弟でありましたが、必ずしも僧職になるための者ばかりでないことに気付きました。彼らは、何をしに龍大に来たのかと。ここで初めて、僧侶とは何か、寺院の役割は何かということに自問自答しました。しかし答えを見出すこともなく、特に勉学に教学に精進するわけでもなく、極々一般的な学生でアルバイトに遊びにと学生生活を謳歌したに過ぎませんでした。				
				 
															ペット葬儀の現場から/高橋達治
					「葬儀って何故するの・・・?」 この言葉を、よく自問しています。 この答えを探究して、日々活動しています。 
フランスの歴史学者のフィリップ・アリエス(1914-1984)は、著書「図説 死の文化史」の中で「かねてより信じられてきたように、人間はみずからが死にゆくことを知っている唯一の動物だ、ということは、実は確実ではありません。そのかわり確かなことは、人間が死者を埋葬する唯一の動物だということです」と記しました。 この最後の部分を広義で考えるならば「人間が死者を葬儀する唯一の動物」と言い換えることができます。 では、葬儀って何でしょうか・・・? 				
				 
															お寺の役割/成田淳教
					先日、埼玉県で起きた動物遺体遺棄事件に関連して当寺にも数社のマスコミが取材に訪れました。その取材に答える中で自分自身「お寺の役割」について考えさせられました。例えば一人の人間にも夫としての役割があったり、親としての役割があったり、社会の中での役割があったりするように、いろいろな関係性の中で役割というものは変わってきます。そうした中で、ご先祖のご供養であったりペットのお葬式や法事であったりお寺にお参りにみえる方々にとってのお寺の役割とは「安心を提供すること」であると考えました。特に亡き人やペットの死後や来世に関する安心、先ずは荘厳な法要儀式を通してご先祖やペットのご供養をすることによる安心、仏教の教えや因縁に基づき死後来世の把握をし、それを参詣の方にお話しし安心して頂くことが大切な役割です。
ある取材の方に「お寺には2種の安心がある」という話をしました。亡き人やペットが安心することと遺族が安心すること 「本堂を開けると、いつでも線香の香りが溢れているお寺にしたい・・」たくさんの方がいつでも気軽にお参りできるお寺にしたいという意味で言ったのだと思います。お参りに来られる方々は、何かしらの想いを持ってお参りされるのです。先祖の事、家族の事、自分の将来の事・・				
				 
															お寺の役割/倉橋了稔
					現在、日本における全寺院数はどれほどの数がご存知でしょうか? 30,000ヶ寺?40,000ヶ寺?・・・、 驚くなかれ、実に76,000ヶ寺にも及ぶそうです。 では、この全寺院数と普段何気なく皆様もご利用されているコンビニエンスストアの店舗数と比較すると、はたしてどちらが多いのでしょうか?
これまた驚くなかれ、コンビニエンスストアの全店舗数はおよそ40,000店舗といわれておりますので、コンビニエンスストアよりも全寺院数の方が圧倒的に多いのです。そして、76,000ヶ寺にも及ぶお寺を、約9,000万人の檀信徒の方々が支えているという現状だそうです。 しかし、コンビニエンスストアよりもはるかに多いお寺の数を有しながらも、年間にお寺を訪れる回数はというと・・・。お寺を訪れる回数とコンビニエンスストアを利用する回数を比較すると、比較にならないほどお寺との関わりは少なくなってしまうのが現状です。				
				 
				 
				