動物供養協議会憲章
一、私たちは、ペット供養を通じて、いのちの尊さをみつめていきます。
一、私たちは、ペット供養に臨んで、適正な在り方を弘めていきます
一、私たちは、人とペットが共生できる社会をきずいていきます。
憲章の意味
仏教には三つの宝物があります。これを『三宝』と呼び、仏・法・僧(僧伽)のことをいいます。仏とは釋迦牟尼世尊のこと、あるいはその釈尊の証した普遍なる真理そのものを指します。法とはその真理に到達するための正しい教え。そして僧(僧伽)とは、その教えに基づいて生活をしていく衆(共同体)を指します。この共同体を和合衆ともいいます。
この三宝に照らして、当協議会は上記『動物供養協議会憲章』をさだめています。
人も動物も生あるものは全て、はかなくも尊い『命』を有しています。私たちは、勝縁によってもたらされたこの『命』の一つ一つが、かけがえのない「仏の命」そのものであると考えます。先ず憲章の第一に、私たちは最愛なるペットの供養を通して、この頂戴した『命』の尊さを真贄にみつめてまいることをお誓い致します。
そして、生あるものは全てこの同じ尊い『命』を頂戴しているからこそ、ペットの供養にも適正な方法があると考えます。私たちは、適正な心からなる供養の在り方を弘めていく努力をしてまいります。
また、世間には、ペットを家族同然に思っている人もいれば、事情により飼えない人、或いは動物が嫌いな人もいます。私たちは、ペットを飼っている人も飼っていない人も、お互いが理解し合い共生できる和合の社会造りに努めてまいります。